おみやげ
かつて上野⇔富山間が、8時間半かかった時代、夜行列車に乗るときに、
源の鱒寿司を1つ買ってお土産にしていました。
化粧箱が立派、中から上下を竹で強いゴムで押さえたせいろ状の、
一枚一枚笹で鱒の身を覆ったこだわりいっぱい丁寧な品物で、
とやま人として自慢でした。
酢飯でしたから、翌日まで大丈夫でしたし、もらう人も大いに喜んでいました。
若い方に最近のお土産を聞くと、白エビせんべい、とこなつ、氷見うどん、大門そうめん等々のことです。
刺身
旅行会社の方から、富山県の人に料理で刺身を出すときには、注意しなければ
ならないとのことでした。
富山県人は、口がこえていて、刺身の切り身の厚さが「薄い」と
クレームを言われるとのことでした。
タクシー
とやまのタクシーは、クラウンが走っていますが、
どの街でも走っているわけではありません。
これが富山のこだわりです。
かまぼこ
かつて結婚式の引出物として必ず飾りかまぼこがつきました。
この引出物は、重いほど立派という解釈がなされていました。
都会人にとっては厄介な代物で、おいしさを知らない都会人は、
重くて腕がひきちぎれそうで、よく富山駅のごみ箱に捨てられていたそうです。
本当に美味しなかまぼこなのに。
山男
アルピニストが憧れる、剱岳がある立山連峰は、多くの登山者をのみこんできました。
そんな山男の中で話されていた心得は、谷底へ転落するとき、
富山県警察山岳警備隊が管轄する富山県側に転落しないと命はともかく体をひろい出してもらいえないと言われてきました。
ダークダックスが歌っていた「山男」の歌詞を紹介します。
♪娘さんよく聞けよ 山男にゃ惚れるなよ 山で吹かれりゃよ 若後家さんだよ